特別展「江戸 大奥」 - 東京国立博物館へ行ってきた
2025年7月31日 木曜日 晴れ。
東京国立博物館で開催されている、特別展「江戸 大奥」へ行ってみた。
大奥は今風に言えば「一夫多妻」を形成し、それと同時に誰の子供かを確実化する緻密に計算された組織である。
また一方で内部の情報が徹底的に隠され、自分たちにとっては謎である。
大奥に関してググれば情報は出てくる。
実物を見てみたいので出掛けてみた。


今回は写真が撮影できるのは、ドラマ「大奥」(NHK)で用いられた衣装や、「御鈴廊下」のセットなど狭いエリアだった。

絵師・楊洲周延による錦絵「千代田の大奥」が展示(全40図)されていて、大奥での生活を四季折々の行事や日常の情景とともに描いた。
それぞれの絵には簡単な解説が書かれていた。
これは明治時代の懐古的気運の中で制作されましたもので、リアルな生活が描かれているのかナゾだった。
そして全ての人物が同じ顔に見えてしまった。
でも
錦絵「千代田の大奥」が一度に全て見られるのは、貴重な機会らしい。
建物の間取りや大奥の階級と役割、ルール、ひな壇、日常の生活など文字では分からないことを知る機会となった。
絵師・楊洲周延による錦絵「千代田の大奥」の人物の顔が、みな同じに見えたのはなーぜ???